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上昇傾向が続く特養の建築費

特養はその入居費用の安さから高齢者に人気があり、入居したい人が多いため施設を増加しようと全国で建設されています。

建築費は年々上昇し続けていて、福祉医療機構の調査では平均単価が最高水準になったことが明らかになっています。東京や神奈川など首都圏は平均平米単価がもっとも高く28万円を超えていて、単価が低い沖縄でも21万円を超えています。

特養の建築費が上昇した理由は消費税の引き上げや、建設業界全体の人材不足による人件費の上昇が考えられます。また資材の価格が上がっているため、コストダウンをどんなに頑張っても建築費を上げざるを得ない状況があります。特養はほとんどが大規模な施設になるため、設計する側は機能性や利用しやすさを高めながら構造的にも無理がないものを求められます。

初期費用である建築費を抑えることは重要ですが、利用者に無理がかかるような建物では意味がありません。カフェが併設されているためランチを楽しむことができ様々な世代が集う地域密着型や、事業所内に保育所が併設された高齢者と子供たちが共存する施設など、近年の特養は毎日を楽しく過ごすことを目的にした建物が多く見受けられます。こうした新しい施設への要望に対し、柔軟な対応で応えられることを建設する側は求められています。
次世代型の特養を建設するためには費用がかさんできますが、建築費を圧縮して最終的に予算内に収める手腕があれば次々に仕事が舞い込んできます。

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