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生活を行う場としての介護施設の建設を考える

超高齢化社会に突入した日本においては、人口における高齢者比率は年々増加しており、日常生活に支援が必要な要介護者や要支援者の割合も増え続けています。

平成12年に施行された介護保険法は、日本の高齢者問題に社会的な支援を提供していく環境を構築することを一つの目的とされています。この法律が制定される前では国や地方自治体の措置で提供されていた高齢者介護が、利用者自身が選択できるサービスとして提供されるようになったのです。

超高齢化社会に突入した日本においては、介護施設を始めとする様々な介護サービス提供事業所は人々に欠かせない存在になっています。とはいえ、サービスを提供する事業所としての立場にあっては、高齢者に選ばれる質の高いサービスや環境を提供する事が常に求められているのです。介護施設を建設する時にはその場所で生活する高齢者の立場に立った視点で設計や建設される事が最も重要になります。

介護施設に入所する高齢者は心身機能が低下しており、何かしらの介護支援が必要な場合がほとんどです。ベットや車いす上で過ごす時間がより長い人もいれば、身体機能は問題なくても認知力の低下などにより介護支援を受ける場合もあります。心身の状況や必要な支援が一人一人違う高齢者が集まって過ごす環境の中で、それぞれが快適に過ごせる設計や建設を行う事が大切なのです。日常生活に介護が必要であったとしても、介護施設は病院とは違ってあくまでも生活を行う環境に他なりません。

生活の質が高くなる様に閉鎖的ではなく、開放的な環境で心身がリラックスできる事も大切です。なかなか外に出ることが困難な人でも外の空気や日差しを感じられる工夫を行ったり、寝たきりであってもベットから離れて過ごせる空間が設けられているなど、居室や共有スペースに快適に生活出来る工夫が求められるのです。

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